swapon
コマンドは、スワップ領域を有効にするために使用されます。スワップ領域は、物理メモリが不足した際に、データを一時的に保存するためのディスク上のスペースです。
基本的な構文は以下の通りです。
swapon [オプション] [引数]
-a
: /etc/fstab
ファイルに記載されたすべてのスワップ領域を有効にします。-e
: スワップ領域の有効化中にエラーが発生した場合、エラーメッセージを表示します。-s
: 現在のスワップ領域の使用状況を表示します。以下に、swapon
コマンドのいくつかの実用的な例を示します。
swapon /path/to/swapfile
/etc/fstab
に基づいてすべてのスワップ領域を有効にするswapon -a
swapon -s