C Shell Wiki
Posts (Latest 10 updated) :
Read all
Contents:
  1. [日本] C Shell (csh) mtr の使用法: ネットワーク接続のトラブルシューティング
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. 例1: 基本的な使用法
      2. 例2: レポートモードでの実行
      3. 例3: パケット送信回数を指定
      4. 例4: 特定のポートを指定
    5. ヒント

[日本] C Shell (csh) mtr の使用法: ネットワーク接続のトラブルシューティング

概要

mtr(My Traceroute)は、ネットワーク接続のトラブルシューティングに役立つツールです。これは、ホストへのパケットの経路を追跡し、各ホップの遅延やパケット損失を表示します。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

mtr [オプション] [引数]

一般的なオプション

  • -r:レポートモードで実行し、結果を表示後に終了します。
  • -c <回数>:指定した回数だけパケットを送信します。
  • -i <秒>:パケット送信の間隔を指定します。
  • -p:ポート番号を指定して、特定のポートに対してテストを行います。

一般的な例

以下に、mtrコマンドのいくつかの実用的な例を示します。

例1: 基本的な使用法

mtr example.com

このコマンドは、example.comへの経路を追跡し、各ホップの遅延を表示します。

例2: レポートモードでの実行

mtr -r example.com

レポートモードで実行し、結果を一度だけ表示します。

例3: パケット送信回数を指定

mtr -c 10 example.com

example.comに対して10回パケットを送信し、その結果を表示します。

例4: 特定のポートを指定

mtr -p 80 example.com

HTTPポート(80番)を使用して、example.comへの経路を追跡します。

ヒント

  • mtrは、ネットワークの問題を特定するための強力なツールです。定期的に使用して、接続の健全性を確認しましょう。
  • 結果を分析する際は、遅延が高いホップを特定し、問題のある部分を特定するのに役立ててください。
  • 他のネットワーク診断ツール(pingやtraceroute)と組み合わせて使用することで、より詳細な情報を得ることができます。