mountpoint
コマンドは、指定したディレクトリがマウントポイントであるかどうかを確認するためのコマンドです。これにより、特定のファイルシステムが正しくマウントされているかどうかを簡単にチェックできます。
基本的な構文は以下の通りです。
mountpoint [options] [arguments]
-q
: 出力を抑制し、成功した場合は終了ステータスを返します。-n
: 引数を解決せず、そのまま使用します。以下に、mountpoint
コマンドの実用的な例をいくつか示します。
mountpoint /mnt
このコマンドは、/mnt
がマウントポイントであるかどうかを確認します。
mountpoint -q /mnt
if ($status == 0) then
echo "/mnt はマウントポイントです。"
else
echo "/mnt はマウントポイントではありません。"
endif
このスクリプトは、/mnt
がマウントポイントである場合にメッセージを表示します。
mountpoint -n /mnt/mydir
このコマンドは、/mnt/mydir
のマウントポイント状態を解決せずに確認します。
mountpoint
を使用する際は、-q
オプションを活用して、出力を抑制し、エラーハンドリングを行うことが推奨されます。