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Contents:
  1. [日本] C Shell (csh) lsof の使い方: プロセスが開いているファイルをリスト表示
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. 1. 全ての開いているファイルを表示
      2. 2. 特定のユーザーが開いているファイルを表示
      3. 3. 特定のプロセスIDのファイルを表示
      4. 4. 特定のディレクトリ内のファイルを開いているプロセスを表示
      5. 5. 特定のコマンド名でフィルタリング
    5. ヒント

[日本] C Shell (csh) lsof の使い方: プロセスが開いているファイルをリスト表示

概要

lsof コマンドは、システム上で開いているファイルやそれに関連するプロセスを表示するためのツールです。これにより、どのプロセスが特定のファイルを使用しているかを確認することができます。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

lsof [options] [arguments]

一般的なオプション

  • -a : 複数の条件をすべて満たすプロセスを表示します。
  • -c : 特定のコマンド名でフィルタリングします。
  • -u : 特定のユーザーが所有するプロセスを表示します。
  • -p : 特定のプロセスIDに関連するファイルを表示します。
  • +D : 指定したディレクトリ内のファイルを開いているプロセスを表示します。

一般的な例

以下は、lsof コマンドのいくつかの実用的な例です。

1. 全ての開いているファイルを表示

lsof

2. 特定のユーザーが開いているファイルを表示

lsof -u username

3. 特定のプロセスIDのファイルを表示

lsof -p 1234

4. 特定のディレクトリ内のファイルを開いているプロセスを表示

lsof +D /path/to/directory

5. 特定のコマンド名でフィルタリング

lsof -c command_name

ヒント

  • lsof の出力は非常に多くなることがあるため、必要に応じて grep と組み合わせて使用すると便利です。
  • システムのリソースを監視する際に、lsof を定期的に使用することで、どのプロセスがリソースを消費しているかを把握できます。
  • lsof の実行には管理者権限が必要な場合があるため、必要に応じて sudo を使用してください。