7z
コマンドは、ファイルやディレクトリを圧縮したり、解凍したりするためのツールです。高い圧縮率を誇り、さまざまな形式のアーカイブを扱うことができます。
基本的な構文は以下の通りです。
7z [options] [arguments]
a
: アーカイブを作成します。x
: アーカイブを解凍します。t
: アーカイブのテストを行います。l
: アーカイブ内のファイルリストを表示します。d
: アーカイブからファイルを削除します。以下は、7z
コマンドの一般的な使用例です。
特定のファイルを圧縮してアーカイブを作成するには、次のコマンドを使用します。
7z a archive.7z file1.txt file2.txt
アーカイブを解凍するには、次のコマンドを使用します。
7z x archive.7z
アーカイブ内のファイルリストを表示するには、次のコマンドを使用します。
7z l archive.7z
アーカイブが正しく作成されているかテストするには、次のコマンドを使用します。
7z t archive.7z
アーカイブから特定のファイルを削除するには、次のコマンドを使用します。
7z d archive.7z file1.txt
-mx
オプションを使用して圧縮レベルを指定できます(例: -mx=9
)。-v
オプションを使って分割アーカイブを作成できます。