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Contents:
  1. [Linux] Bash wc の使い方: ファイルの行数、単語数、バイト数をカウントする
    1. Overview
    2. Usage
    3. Common Options
    4. Common Examples
      1. 行数をカウントする
      2. 単語数をカウントする
      3. バイト数をカウントする
      4. 複数のファイルを同時にカウントする
    5. Tips

[Linux] Bash wc の使い方: ファイルの行数、単語数、バイト数をカウントする

Overview

wc(word count)コマンドは、ファイルの行数、単語数、バイト数をカウントするためのツールです。このコマンドを使用することで、テキストファイルのサイズや内容を簡単に把握することができます。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

wc [オプション] [引数]

Common Options

  • -l: 行数をカウントします。
  • -w: 単語数をカウントします。
  • -c: バイト数をカウントします。
  • -m: 文字数をカウントします(マルチバイト文字を含む)。
  • -L: 最長行の文字数を表示します。

Common Examples

以下は、wcコマンドの一般的な使用例です。

行数をカウントする

特定のファイルの行数をカウントするには、次のコマンドを使用します。

wc -l filename.txt

単語数をカウントする

ファイル内の単語数をカウントするには、次のコマンドを使用します。

wc -w filename.txt

バイト数をカウントする

ファイルのバイト数をカウントするには、次のコマンドを使用します。

wc -c filename.txt

複数のファイルを同時にカウントする

複数のファイルの行数、単語数、バイト数を同時にカウントすることもできます。

wc filename1.txt filename2.txt

Tips

  • wcコマンドは、パイプと組み合わせて使用することで、他のコマンドの出力を直接カウントすることができます。例えば、grepの結果をカウントする場合は次のようにします。
    grep "pattern" filename.txt | wc -l
    
  • 大きなファイルを扱う際は、結果をファイルにリダイレクトすることもできます。
    wc filename.txt > result.txt
    
  • wcコマンドは、スクリプト内でファイルのサイズを確認する際に非常に便利です。