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Contents:
  1. [Linux] Bash tail 使用法: ファイルの末尾を表示する
    1. Overview
    2. Usage
    3. Common Options
    4. Common Examples
      1. 最後の10行を表示
      2. 最後の20行を表示
      3. リアルタイムでログファイルを監視
      4. 最後の50バイトを表示
    5. Tips

[Linux] Bash tail 使用法: ファイルの末尾を表示する

Overview

tail コマンドは、指定したファイルの末尾の行を表示するために使用されます。主にログファイルの監視や、ファイルの最新の内容を確認する際に便利です。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

tail [options] [arguments]

Common Options

  • -n [数]: 表示する行数を指定します。デフォルトでは最後の10行が表示されます。
  • -f: ファイルの末尾をリアルタイムで追跡します。新しい行が追加されると自動的に表示されます。
  • -c [数]: 表示するバイト数を指定します。

Common Examples

以下に、tail コマンドの一般的な使用例を示します。

最後の10行を表示

tail filename.txt

最後の20行を表示

tail -n 20 filename.txt

リアルタイムでログファイルを監視

tail -f /var/log/syslog

最後の50バイトを表示

tail -c 50 filename.txt

Tips

  • -f オプションを使用する際は、Ctrl + C で中断できます。
  • 複数のファイルを指定すると、それぞれのファイルの末尾が表示されます。
  • tail コマンドは、パイプ (|) と組み合わせて他のコマンドと連携させることができます。