man
コマンドは、LinuxやUnix系オペレーティングシステムで使用されるマニュアルページを表示するためのコマンドです。これにより、ユーザーはコマンドやプログラムの使い方、オプション、引数などの詳細情報を簡単に確認できます。
基本的な構文は以下の通りです。
man [options] [arguments]
-k
: キーワード検索を行い、関連するマニュアルページのリストを表示します。-f
: 指定したコマンドのマニュアルページの簡単な説明を表示します。-a
: 指定したコマンドのすべてのマニュアルページを順に表示します。以下に、man
コマンドのいくつかの実用的な例を示します。
man ls
このコマンドは、ls
コマンドのマニュアルページを表示します。
man -k copy
このコマンドは、「copy」に関連するすべてのマニュアルページをリストします。
man -f cp
このコマンドは、cp
コマンドの簡単な説明を表示します。
man -a ls
このコマンドは、ls
コマンドに関連するすべてのマニュアルページを順に表示します。
q
キーを押すことで終了できます。man -f
を使うと便利です。man
コマンドの中で、/
を押してから検索語を入力すると、マニュアル内を検索できます。