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Contents:
  1. [Linux] Bash id 使用法: ユーザーおよびグループ情報の表示
    1. Overview
    2. Usage
    3. Common Options
    4. Common Examples
    5. Tips

[Linux] Bash id 使用法: ユーザーおよびグループ情報の表示

Overview

id コマンドは、現在のユーザーまたは指定されたユーザーのユーザーID(UID)やグループID(GID)を表示するために使用されます。このコマンドは、システム内のユーザーとその所属グループに関する情報を簡単に確認するのに役立ちます。

Usage

基本的な構文は次のとおりです。

id [options] [username]

Common Options

  • -u: 現在のユーザーのユーザーIDを表示します。
  • -g: 現在のユーザーのグループIDを表示します。
  • -G: 現在のユーザーが所属するすべてのグループIDを表示します。
  • -n: IDの代わりに名前を表示します。
  • -r: 実際のユーザーIDやグループIDではなく、リストされたIDを表示します。

Common Examples

以下は、id コマンドのいくつかの実用的な例です。

  1. 現在のユーザーの情報を表示する:
    id
    
  2. 特定のユーザーの情報を表示する(例: username):
    id username
    
  3. 現在のユーザーのユーザーIDを表示する:
    id -u
    
  4. 現在のユーザーが所属するグループIDを表示する:
    id -g
    
  5. 現在のユーザーが所属するすべてのグループIDを表示する:
    id -G
    
  6. 特定のユーザーの名前を表示する:
    id -n username
    

Tips

  • id コマンドは、システム管理やユーザー管理において非常に便利です。特に、ユーザーの権限を確認する際に役立ちます。
  • スクリプト内で使用する場合、id コマンドの出力を変数に格納して、条件分岐に利用することができます。
  • 他のコマンドと組み合わせて使用することで、より複雑なユーザー管理タスクを自動化できます。