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Contents:
  1. [Linux] Bash gpasswd の使い方: グループ管理のためのコマンド
    1. Overview
    2. Usage
    3. Common Options
    4. Common Examples
      1. ユーザーをグループに追加する
      2. ユーザーをグループから削除する
      3. グループのパスワードを設定する
      4. グループのパスワードを削除する
    5. Tips

[Linux] Bash gpasswd の使い方: グループ管理のためのコマンド

Overview

gpasswd コマンドは、Linux システムにおけるユーザーグループの管理を行うためのツールです。このコマンドを使用することで、グループのメンバーを追加したり削除したり、グループのパスワードを設定したりすることができます。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

gpasswd [options] [arguments]

Common Options

  • -a, --add: 指定したユーザーをグループに追加します。
  • -d, --delete: 指定したユーザーをグループから削除します。
  • -r, --remove: グループのパスワードを削除します。
  • -P, --password: グループのパスワードを設定します。

Common Examples

以下に、gpasswd コマンドの実用的な例を示します。

ユーザーをグループに追加する

gpasswd -a username groupname

このコマンドは、usernamegroupname グループに追加します。

ユーザーをグループから削除する

gpasswd -d username groupname

このコマンドは、usernamegroupname グループから削除します。

グループのパスワードを設定する

gpasswd -P newpassword groupname

このコマンドは、groupname グループのパスワードを newpassword に設定します。

グループのパスワードを削除する

gpasswd -r groupname

このコマンドは、groupname グループのパスワードを削除します。

Tips

  • グループ管理を行う際は、適切な権限を持つユーザーでコマンドを実行する必要があります。通常、root または sudo 権限が必要です。
  • グループのメンバーシップを変更した後は、ユーザーが新しいセッションを開始する必要がある場合があります。
  • gpasswd コマンドは、システムのセキュリティを保つために、グループのパスワードを設定する際に特に有用です。