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Contents:
  1. [Linux] Bash fc の使い方: コマンド履歴の編集と再実行
    1. Overview
    2. Usage
    3. Common Options
    4. Common Examples
      1. 1. コマンド履歴のリストを表示
      2. 2. 特定のコマンドを編集
      3. 3. 特定のコマンドを再実行
      4. 4. コマンドの範囲を指定して表示
    5. Tips

[Linux] Bash fc の使い方: コマンド履歴の編集と再実行

Overview

fc コマンドは、シェルのコマンド履歴を表示し、編集して再実行するためのツールです。このコマンドを使用することで、過去に実行したコマンドを簡単に修正し、再実行することができます。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

fc [options] [arguments]

Common Options

  • -l : 履歴のリストを表示します。
  • -s : 指定したコマンドを再実行します。
  • -n : コマンド番号を表示しません。

Common Examples

以下にいくつかの実用的な例を示します。

1. コマンド履歴のリストを表示

過去のコマンドをリスト表示するには、次のようにします。

fc -l

2. 特定のコマンドを編集

最新のコマンドをエディタで開いて編集するには、次のようにします。

fc

3. 特定のコマンドを再実行

コマンド番号を指定して再実行するには、次のようにします。

fc -s 123

4. コマンドの範囲を指定して表示

特定の範囲のコマンドを表示するには、次のようにします。

fc -l 10 20

Tips

  • fc コマンドを使う前に、どのコマンドを編集したいかを考えておくと便利です。
  • デフォルトのエディタを設定しておくと、fc コマンドを使ったときにスムーズに編集できます。
  • fc コマンドは、シェルの履歴を活用するための強力なツールですので、積極的に使いましょう。