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Contents:
  1. [Linux] Bash dpkg の使い方: Debian系のパッケージ管理ツール
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. パッケージのインストール
      2. パッケージの削除
      3. インストールされているパッケージのリスト表示
      4. パッケージのステータス確認
      5. パッケージの設定
    5. ヒント

[Linux] Bash dpkg の使い方: Debian系のパッケージ管理ツール

概要

dpkg コマンドは、Debian系のLinuxディストリビューションにおいて、パッケージのインストール、削除、管理を行うためのツールです。このコマンドは、.deb ファイルを直接操作することができ、パッケージ管理システムの基盤となっています。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

dpkg [オプション] [引数]

一般的なオプション

  • -i : 指定したパッケージをインストールします。
  • -r : 指定したパッケージを削除します。
  • -l : インストールされているパッケージのリストを表示します。
  • -s : 指定したパッケージのステータスを表示します。
  • --configure : 指定したパッケージの設定を行います。

一般的な例

以下に、dpkg コマンドのいくつかの実用的な例を示します。

パッケージのインストール

sudo dpkg -i package_name.deb

パッケージの削除

sudo dpkg -r package_name

インストールされているパッケージのリスト表示

dpkg -l

パッケージのステータス確認

dpkg -s package_name

パッケージの設定

sudo dpkg --configure package_name

ヒント

  • dpkg は低レベルのツールであるため、依存関係の問題が発生することがあります。これを避けるためには、aptapt-get を使用することをお勧めします。
  • インストール後に依存関係を解決するために、sudo apt-get install -f を実行することが有効です。
  • パッケージの情報を確認する際は、dpkg -l | grep package_name を使用すると便利です。