disown
コマンドは、シェルで実行中のジョブを切り離し、シェルが終了してもそのジョブが影響を受けないようにします。これにより、バックグラウンドで実行されているプロセスを管理しやすくなります。
基本的な構文は次の通りです。
disown [options] [arguments]
-h
: ジョブをハングアップから保護します。-a
: すべてのジョブを対象にします。-r
: 実行中のジョブのみを対象にします。disown %1
ここでは、ジョブ番号1を切り離します。
disown -a
すべてのバックグラウンドジョブを切り離します。
disown -r
実行中のジョブのみを切り離します。
disown
を使用する前に、jobs
コマンドで現在のジョブを確認すると便利です。nohup
コマンドと併用するとさらに効果的です。