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Contents:
  1. [Linux] Bash cp 使用法: ファイルをコピーする
    1. Overview
    2. Usage
    3. Common Options
    4. Common Examples
      1. 1. 単一ファイルのコピー
      2. 2. ディレクトリの再帰的コピー
      3. 3. 上書き確認付きのコピー
      4. 4. コピーの進行状況を表示
    5. Tips

[Linux] Bash cp 使用法: ファイルをコピーする

Overview

cp コマンドは、ファイルやディレクトリを別の場所にコピーするために使用されます。このコマンドを使用することで、データのバックアップや移動が簡単に行えます。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

cp [options] [arguments]

Common Options

  • -r: ディレクトリを再帰的にコピーします。
  • -i: 上書きする前に確認を求めます。
  • -u: コピー先に存在しないファイルや、ソースが新しいファイルのみをコピーします。
  • -v: コピーの進行状況を表示します。

Common Examples

以下に、cp コマンドのいくつかの実用的な例を示します。

1. 単一ファイルのコピー

cp file1.txt file2.txt

このコマンドは、file1.txtfile2.txt としてコピーします。

2. ディレクトリの再帰的コピー

cp -r dir1/ dir2/

このコマンドは、dir1 ディレクトリを dir2 として再帰的にコピーします。

3. 上書き確認付きのコピー

cp -i file1.txt file2.txt

このコマンドは、file2.txt が存在する場合、上書きする前に確認を求めます。

4. コピーの進行状況を表示

cp -v file1.txt file2.txt

このコマンドは、コピーの進行状況を表示しながら file1.txtfile2.txt にコピーします。

Tips

  • コピー先のファイルが既に存在する場合は、-i オプションを使用して誤って上書きするのを防ぎましょう。
  • 大きなファイルやディレクトリをコピーする際は、-v オプションを使って進行状況を確認すると便利です。
  • バックアップを取る際は、cp -u オプションを使用して、変更されたファイルのみをコピーすることができます。