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Contents:
  1. [日本語] Debian Almquist Shell (dash) ss の使い方: ソケットの統計情報を表示する
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. 1. 全てのソケットを表示
      2. 2. TCPソケットのみを表示
      3. 3. リスニングソケットを表示
      4. 4. UDPソケットを表示
      5. 5. ソケットに関連するプロセス情報を表示
      6. 6. 数値形式でアドレスとポートを表示
    5. ヒント

[日本語] Debian Almquist Shell (dash) ss の使い方: ソケットの統計情報を表示する

概要

ss コマンドは、ネットワークソケットの統計情報を表示するためのツールです。これは、システム上で現在アクティブな接続やリスニングソケットの詳細を確認するのに役立ちます。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

ss [オプション] [引数]

一般的なオプション

  • -t : TCPソケットのみを表示します。
  • -u : UDPソケットのみを表示します。
  • -l : リスニングソケットのみを表示します。
  • -p : ソケットに関連付けられたプロセス情報を表示します。
  • -n : 数値形式でアドレスとポートを表示します(逆引きしない)。

一般的な例

以下に、ss コマンドのいくつかの実用的な例を示します。

1. 全てのソケットを表示

ss

2. TCPソケットのみを表示

ss -t

3. リスニングソケットを表示

ss -l

4. UDPソケットを表示

ss -u

5. ソケットに関連するプロセス情報を表示

ss -p

6. 数値形式でアドレスとポートを表示

ss -n

ヒント

  • ss コマンドは、netstat コマンドの代替として使用されることが多く、より高速で効率的です。
  • 複数のオプションを組み合わせて、必要な情報を絞り込むことができます。例えば、リスニング中のTCPソケットを表示するには、ss -lt を使用します。
  • ネットワークのトラブルシューティング時に、ss コマンドを利用して接続状況を確認することが非常に有効です。