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Contents:
  1. [日本] C Shell (csh) scp 使用法: リモートファイルの安全な転送
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. 1. ローカルファイルをリモートサーバーにコピー
      2. 2. リモートサーバーからローカルにファイルをコピー
      3. 3. ディレクトリをリモートサーバーに再帰的にコピー
      4. 4. 特定のポートを使用してファイルをコピー
    5. ヒント

[日本] C Shell (csh) scp 使用法: リモートファイルの安全な転送

概要

scp(Secure Copy Protocol)は、SSH(Secure Shell)を使用して、リモートホスト間でファイルを安全に転送するためのコマンドです。このコマンドは、ファイルの暗号化を行い、ネットワーク上でのデータの盗聴を防ぎます。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

scp [オプション] [引数]

一般的なオプション

  • -r: ディレクトリを再帰的にコピーします。
  • -P: リモートホストのポート番号を指定します(大文字のP)。
  • -i: 特定のSSHキーを指定します。
  • -v: 詳細な出力を表示します(デバッグ用)。

一般的な例

以下に、scpコマンドのいくつかの実用的な例を示します。

1. ローカルファイルをリモートサーバーにコピー

scp localfile.txt user@remotehost:/path/to/destination/

2. リモートサーバーからローカルにファイルをコピー

scp user@remotehost:/path/to/remotefile.txt /local/destination/

3. ディレクトリをリモートサーバーに再帰的にコピー

scp -r localdirectory/ user@remotehost:/path/to/destination/

4. 特定のポートを使用してファイルをコピー

scp -P 2222 localfile.txt user@remotehost:/path/to/destination/

ヒント

  • 大量のファイルを転送する場合は、-rオプションを使用してディレクトリを一度にコピーすることを検討してください。
  • 転送中の進捗を確認したい場合は、-vオプションを使用して詳細な情報を表示できます。
  • SSHキーを使用して認証を行うと、パスワードを入力する手間が省けます。