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Contents:
  1. [日本] C Shell (csh) nohup の使い方: プロセスを切断しても実行し続ける
    1. 概要
    2. 使用法
    3. 一般的なオプション
    4. 一般的な例
      1. 例 1: シンプルなバックグラウンドプロセスの実行
      2. 例 2: 出力をファイルにリダイレクト
      3. 例 3: エラー出力を別のファイルにリダイレクト
      4. 例 4: 標準出力とエラー出力を同じファイルにリダイレクト
    5. ヒント

[日本] C Shell (csh) nohup の使い方: プロセスを切断しても実行し続ける

概要

nohup コマンドは、ユーザーがログアウトした後でもプロセスを実行し続けるためのコマンドです。このコマンドを使用すると、バックグラウンドでプログラムを実行し、セッションが終了してもそのプログラムが中断されることはありません。

使用法

基本的な構文は以下の通りです。

nohup [オプション] [コマンド] [引数]

一般的なオプション

  • & : コマンドをバックグラウンドで実行します。
  • -o [ファイル名] : 標準出力を指定したファイルにリダイレクトします。
  • -e [ファイル名] : 標準エラー出力を指定したファイルにリダイレクトします。

一般的な例

以下にいくつかの実用的な例を示します。

例 1: シンプルなバックグラウンドプロセスの実行

nohup my_script.sh &

例 2: 出力をファイルにリダイレクト

nohup my_script.sh > output.log &

例 3: エラー出力を別のファイルにリダイレクト

nohup my_script.sh > output.log 2> error.log &

例 4: 標準出力とエラー出力を同じファイルにリダイレクト

nohup my_script.sh > all_output.log 2>&1 &

ヒント

  • nohup を使用する際は、出力をファイルにリダイレクトすることをお勧めします。そうすることで、実行中のプロセスのログを確認できます。
  • プロセスがバックグラウンドで実行されていることを確認するために、jobs コマンドを使用して現在のジョブを確認できます。
  • プロセスを終了させたい場合は、kill コマンドを使用してプロセスIDを指定します。