[Linux] Bash wget の使い方: ウェブからファイルをダウンロードする

Overview

wget コマンドは、ウェブからファイルをダウンロードするための強力なツールです。HTTP、HTTPS、FTPなどのプロトコルを使用して、リモートサーバーからデータを取得することができます。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

wget [options] [arguments]

Common Options

• -O [filename]: ダウンロードしたファイルの名前を指定します。
• -c: 中断したダウンロードを再開します。
• -r: 指定したURLを再帰的にダウンロードします。
• -q: 静かなモードで実行し、進行状況を表示しません。
• --limit-rate=[rate]: ダウンロード速度を制限します。

Common Examples

以下は、wget コマンドの一般的な使用例です。

単一ファイルのダウンロード

wget http://example.com/file.zip

ファイル名を指定してダウンロード

wget -O myfile.zip http://example.com/file.zip

中断したダウンロードの再開

wget -c http://example.com/largefile.zip

再帰的にダウンロード

wget -r http://example.com/directory/

ダウンロード速度を制限

wget --limit-rate=200k http://example.com/largefile.zip

Tips

• 大きなファイルをダウンロードする際は、-c オプションを使用して中断した場合に再開できるようにしましょう。
• -q オプションを使用すると、スクリプトでの使用時に出力を抑えることができます。
• 再帰的ダウンロードを行う際は、必要なファイルだけをダウンロードするように注意しましょう。