[Linux] Bash virsh の使い方: 仮想マシンの管理

Overview

virsh コマンドは、仮想化環境を管理するためのコマンドラインツールです。主に、KVM（Kernel-based Virtual Machine）やXenなどの仮想化技術を使用しているシステムで、仮想マシンの作成、削除、起動、停止などを行うことができます。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

virsh [options] [arguments]

Common Options

• list: 現在実行中の仮想マシンのリストを表示します。
• start <domain>: 指定した仮想マシンを起動します。
• shutdown <domain>: 指定した仮想マシンをシャットダウンします。
• destroy <domain>: 指定した仮想マシンを強制的に停止します。
• create <file>: 指定したXMLファイルから新しい仮想マシンを作成します。
• define <file>: 定義ファイルを使って仮想マシンを登録します。

Common Examples

以下は、virsh コマンドの実用的な例です。

実行中の仮想マシンのリストを表示

virsh list

仮想マシンを起動

virsh start my_vm

仮想マシンをシャットダウン

virsh shutdown my_vm

仮想マシンを強制停止

virsh destroy my_vm

新しい仮想マシンを作成

virsh create /path/to/my_vm.xml

仮想マシンの定義を登録

virsh define /path/to/my_vm.xml

Tips

• virsh コマンドを使用する際は、適切な権限が必要です。通常、管理者権限で実行する必要があります。
• XMLファイルを使用して仮想マシンを定義する際は、正しいフォーマットを確認してください。誤ったフォーマットはエラーの原因になります。
• virsh のヘルプを確認するには、virsh --help を実行すると、利用可能なオプションやコマンドの一覧が表示されます。