ss
コマンドは、Linux システムでソケットの状態を表示するためのツールです。ネットワーク接続やリスニングポートの詳細を確認するのに役立ちます。
基本的な構文は以下の通りです。
ss [options] [arguments]
-t
: TCP ソケットのみを表示します。-u
: UDP ソケットのみを表示します。-l
: リスニング状態のソケットを表示します。-p
: プロセス情報を表示します。-n
: 数値形式でアドレスとポートを表示します。以下にいくつかの実用的な例を示します。
ss -a
ss -t
ss -l
ss -u
ss -p
ss -n
ss
コマンドは、netstat
よりも高速で、より詳細な情報を提供します。ss -t -l 'sport = :80'
のようにフィルタリングできます。