pwd
コマンドは、現在の作業ディレクトリの絶対パスを表示します。このコマンドは、ターミナルで作業している際に、どのディレクトリにいるのかを確認するために非常に便利です。
基本的な構文は以下の通りです。
pwd [options]
-L
: シンボリックリンクを考慮した現在の作業ディレクトリを表示します。デフォルトの動作です。-P
: シンボリックリンクを解決した後の物理的なパスを表示します。以下は、pwd
コマンドのいくつかの実用的な例です。
pwd
pwd -L
pwd -P
pwd
コマンドは、スクリプト内で現在のディレクトリを取得する際にも役立ちます。pwd
の出力を変数に格納して、後で使用することも可能です。例えば、current_dir=$(pwd)
とすることで、現在のディレクトリを変数に保存できます。