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Contents:
  1. [Linux] Bash getenforce 使用法: SELinuxの現在のモードを表示する
    1. Overview
    2. Usage
    3. Common Options
    4. Common Examples
      1. 現在のSELinuxモードを確認する
      2. SELinuxのモードを確認し、結果を変数に格納する
      3. SELinuxのモードを確認し、条件に応じてメッセージを表示する
    5. Tips

[Linux] Bash getenforce 使用法: SELinuxの現在のモードを表示する

Overview

getenforce コマンドは、SELinux(Security-Enhanced Linux)の現在の動作モードを表示します。このコマンドを使用することで、システムのセキュリティポリシーがどのように適用されているかを確認できます。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

getenforce [options]

Common Options

getenforce コマンドには特にオプションはありませんが、以下のような情報を得ることができます。

  • Enforcing: SELinuxが有効で、ポリシーが適用されている状態。
  • Permissive: SELinuxが無効ではないが、ポリシーは適用されず、違反がログに記録される状態。
  • Disabled: SELinuxが無効になっている状態。

Common Examples

現在のSELinuxモードを確認する

getenforce

SELinuxのモードを確認し、結果を変数に格納する

mode=$(getenforce)
echo "現在のSELinuxモードは: $mode"

SELinuxのモードを確認し、条件に応じてメッセージを表示する

if [ "$(getenforce)" = "Enforcing" ]; then
    echo "SELinuxは有効です。"
else
    echo "SELinuxは無効または許可モードです。"
fi

Tips

  • SELinuxのモードを確認することは、システムのセキュリティを維持するために重要です。
  • getenforce コマンドは、スクリプト内で条件分岐を行う際に非常に便利です。
  • SELinuxの設定を変更する場合は、setenforce コマンドを使用してモードを変更できますが、変更後は必ず getenforce で確認しましょう。