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Contents:
  1. [Linux] Bash gcc の使い方: C言語のコンパイル
    1. Overview
    2. Usage
    3. Common Options
    4. Common Examples
      1. 基本的なコンパイル
      2. 警告を表示してコンパイル
      3. デバッグ情報を含めてコンパイル
      4. 最適化を行ってコンパイル
    5. Tips

[Linux] Bash gcc の使い方: C言語のコンパイル

Overview

gcc(GNU Compiler Collection)は、主にC言語のソースコードをコンパイルするためのプログラムです。C言語のコードを機械語に変換し、実行可能なバイナリファイルを生成します。

Usage

基本的な構文は以下の通りです。

gcc [options] [arguments]

Common Options

  • -o <file>: 出力ファイルの名前を指定します。
  • -Wall: すべての警告を表示します。
  • -g: デバッグ情報を生成します。
  • -O: 最適化レベルを指定します(例: -O2)。
  • -I <directory>: インクルードパスを追加します。

Common Examples

以下は、gccコマンドのいくつかの実用的な例です。

基本的なコンパイル

Cファイルをコンパイルして実行可能なファイルを生成します。

gcc hello.c -o hello

警告を表示してコンパイル

すべての警告を表示しながらコンパイルします。

gcc -Wall hello.c -o hello

デバッグ情報を含めてコンパイル

デバッグ情報を生成してコンパイルします。

gcc -g hello.c -o hello

最適化を行ってコンパイル

最適化レベル2でコンパイルします。

gcc -O2 hello.c -o hello

Tips

  • 複数のソースファイルを同時にコンパイルすることができます。例えば、gcc file1.c file2.c -o outputのようにします。
  • makeツールを使用して、複雑なプロジェクトのビルドを自動化すると便利です。
  • コンパイル時にエラーが発生した場合、エラーメッセージをよく読み、問題を特定することが重要です。