curl
コマンドは、URL を通じてデータを転送するためのツールです。主に HTTP、HTTPS、FTP などのプロトコルを使用して、リモートサーバーと通信する際に利用されます。
基本的な構文は以下の通りです。
curl [options] [arguments]
-X
: 使用する HTTP メソッドを指定します(例: GET, POST)。-d
: POST リクエストで送信するデータを指定します。-H
: リクエストヘッダーを追加します。-o
: 出力ファイル名を指定します。-I
: HTTP ヘッダーのみを取得します。以下は、curl
コマンドの実用的な例です。
curl https://www.example.com
curl -X POST -d "name=John&age=30" https://www.example.com/api
curl -H "Authorization: Bearer token" https://www.example.com/protected
curl -o output.html https://www.example.com
curl -I https://www.example.com
-v
オプションを使用すると、詳細なリクエストとレスポンスの情報が表示されます。-L
オプションを追加すると、リダイレクトを自動的に追跡します。